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  'How-sen'  (un-identified)  'Glory of Okinawa'(un-identified)

F1F1

　「準白紫点花」を他株と交配したところ、地色の薄い個体と比較的濃い個体が出現しましたが、花粉塊の黄色い
「白紫点」は出現しませんでした。薄い個体を選んで再度交配すると、低い確率ですが純白花が出現しました。

（上の写真は選別後のため、純白の比率が高くなっています。）

また、孫世代では斑紋のある花の一部で花粉塊が黄色でした。

この結果から推測すると、「準白紫点」の正体は

『純白花の遺伝子を持っているため色が薄くなった「紅一点花」』

だったようです。

上の写真の純白花は色素が消えて斑紋が見えなくなっていますが、もしかしたら「純白の紅一点花」（笑）であるかも
しれません。

この純白花の遺伝子型がtype-1（奄美型）であるか、type-2（沖縄型）であるかは検定中ですが、「準白紫点」は沖
縄島由来なので、おそらくtype-2だと予測しています。

(2009年追記）

・・と思っていたら大ハズレ。

Genetic type1F2-albaGenetic type2

'Alba Genetic type-1' X 'un-identified alba' = Normal flower.

'Alba Genetic type-2' X 'un-identified alba' = Normal flower,too.

This strain is different from both genetic-type.

This is new strain 'Genetic type3'

・・今まで筆者が入手してきた純白個体は２グループに大別できました。同一グループ内で相互交配するとすべて純
白になりますが、異なるグループ間で交配すると並花になります。（＞純白花の遺伝）

で、今回はこの系統の純白花がどっちのグループに属しているか検定交配してみたわけですが・・

結果はどっちも並花。・・ってことは、これってブリーダーが言うところの「互換性のない３系統」ってやつですか？

育種がますます面倒なことにっ（汗）

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